サンティアゴ・デ・コンポステーラの素敵な思い出

サンティアゴ・デ・コンポステーラの宝石のような思い出

巡礼1日目 Le Puy en Velay から Saint Privat d'Allier

5時起床。
洗濯物を取り込み荷造り、朝食をすます。
足早にホテルをチェックアウト。7時のミサに間に合うように動く。

ル・プュイでは巡礼者のために毎朝7時にミサが行われ、
旅の安全が祈願される。

ミサの終わりに神父さんが巡礼者にむかって
「フランスから来た人、手を上げて」
と言いながら巡礼者の出身を確認する。
最後に「アジアは?」と言われ、自分のみがてをあげる。

おどろいた神父さんが国を聞くので、
Japanと答えると周りの人から拍手が起こりはにかんでしまった。
皆で賛美歌を最後に歌い、いざ出発。
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ここのギミックがすごくて、なんと床が開くのである。
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いかにも旅立ちという演出に心踊りながら巡礼スタート。
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いきなりキツイ。街を出る坂がきつく、何人かのお年寄りがペースを遅らして行く。
どこの国もみんな最初は見栄をはりたいのね笑

街を出てからは壮大な景色の連続。
一応写真を乗っけますが、すごさはこの何百倍なので、
ぜひ行ってみてね。

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道中2時間おきにお腹が減るのでその度にサンドイッチを作って頬張る。
柔らかいパンに、肉のパテを塗りたくっただけのものだが
空腹のかいあってうますぎる。
食べた後15分は無敵モードでズンズン進む。


進みながら景色を見ながら考えことをしていた。
世界で自分一人になった錯覚におちいりながら、
もっと自由に自分らしく•••
そんな考えがシャボン玉のように出ては消え、出ては消え。
ずっとループしていた。

そのあとは親への感謝というか、なんというか。
こんな景色を見ることができるのも、産んで育ててくれたあなたたちのおかげなんだなと。
これと似たような素敵な景色をバカンスで見せて上げたい。

あとは彼女に対して。本当にありがとう。

苦しい時は頭が真っ白になりながらも、
その後に見る綺麗な景色と出会うたびに何かを思う。
初日から心揺れる旅立った。



その後目的地のサント•プリヴァット•ディ•アレイに到着する。