サンティアゴ・デ・コンポステーラの素敵な思い出

サンティアゴ・デ・コンポステーラの宝石のような思い出

巡礼5日目 Lasbrosあたりから Saint Chely d'Aubrac 32km

いろいろなトラブルに見舞われたが気を取りなおして歩く。
プラグについて考えた結果、幸いiPadしか充電するものがないので
Appleのヨーロッパ版のプラグを買えば事足りると考え、
電気店がある大きな街を目指すことに。

giteにいるAさんと、実は一昨日から抜きつ抜かれつを繰り返している
ドイツ人のグループに別れを告げて一足先にスタートする。

大きな街としてとりあえずSaint-Chely-d'Aubracを目指すことに。

もくもくと歩く。途中牧場の敷地内を通る道などがあり
牛をよけながらがんばって歩く。
(結構牛が怖い)

長いくだりが始まる前のAubracという町に着く。
この時点で24.5km歩いていたがプラグ欲しさに歩く。

しかしこれもあまり良くない選択だった。
途中斜面が急な上に悪路が続き、自分の膝が悲鳴をあげる。
手頃な枝を拾い杖にして、だましだまし進む。

Saint-Chely-d'Aubrac着いた時は17時。
カミーノの生活スタイルからしたらだいぶ遅い時間だ。

Office de tourismoに到着しハンコをもらう。
ついでにプラグのことも聞く。
どうやらこの街にはなく、Espalionという23km先の街ならあるらしい。
歩く量にして一日なので少しホッとする。

その後giteへ。
公営giteに泊まったがガラガラ。
どうやらヨーロッパ人の受けはあまり良くないらしい。
しかし中は清潔で快適そのものだ。
自分は5人部屋を一人で使ってのびのびすることに。
自分をかなり追い込んでいたので非常に嬉しかった。